- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/05/10
- メディア: 雑誌
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おっ、と思った。
がっつりセックスしている。(この期に及んでヤってないとか言う人がいたら、私はちょっと怒る。)
そりゃもう漫喫で「のだめカンタービレ」を一気読みしたら首吊りたくなってきた (´・ω・`)*1まわりの議論がほほえましく思えるほどに。
「少女マンガ」のフィールド内でセックスを描く作品が好きだ(例は出さないので自分でいろいろ読んでください)。単純にスケベ根性、というのも否定しないけど、「たいていの場合、恋愛とセックスは不可分である」という、ある意味残酷な事実を夢見る少女たちに叩きつけずにいられない作者の衝動に共感を覚える。
ストーリー自体も今週一つの転換点を迎えたわけだけれど、今までわりと優等生的・純少女マンガ的(例えば千秋にキスしてぎゃぼーとか言ってるような)展開で進んで来た「のだめ」が、ここに来てしっかりしたセックス描写を入れてくるあたり、フィクションと誠実に向き合ってると思った。
まあキレイに完結してくれるとは思ってないけど、キレイに完結してくれたら、そりゃもちろんうれしい。
***
- 似たような理由で、ハチクロで最終的に好きなキャラクターは真山です。(わりと悲しいセックスをきちんと作中でするので!)
- のだめはセックスの重みが軽い(音楽マンガだから?)ので、個人的にはもっとどろりとしたマンガが好きです。「水と銀」とか。
*1:去年の6月だって!もっと最近だと思ってた。しかし読みながら真っ先にこれ思い出した自分をどうかと思う。