「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を観た

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  • キー・ホイ・クァン良すぎる。ちょっとジャッキーに見える瞬間もある。
  • 「相互理解!自己開示!多様性の尊重!分断を超えるにはこれしかない!」っていうテーマ、箇条書きにしたらどえらい説教だけど、やり方がふざけ続けているので笑ったり泣いたりしながら見ていられる。
  • …ものの、あえてやってるとはいえ、「ふざけ」と「まじめ」のバランスが常に正解を出していたかというと、どうだろう
  • https://cinemore.jp/jp/news-feature/2868/article_p1.html

  • マインド・ゲーム」の影響という話にはなるほど感。個人的にはバキバキだった頃のゴンドリーみたいなふいんきもあった。急角度でまさしく「ジャンプ」しまくるストーリー運びとか。これも同じく良し悪しがある。

「面白かった」とか「良かった」みたいな感想よりは、「すごかった…」という感じでした。

「RRR」を観た


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からしっぽまでこのテンション。

 

  • とんでもないカラダ、とんでもないパワー、とんでもない肝っ玉!の「本物の男」が2人、出会ったらいったいどうなってしまうのか!!→「本物の男」同士、一切の言葉をかわさずとも一瞬で以心伝心、一瞬で無二の親友になってしまうのであった…3時間ぶっ通し特濃ブロマンスでした。
  • 男に哀しき過去…→キュインキュインキュイン「ボタンを押せ!」→男に壮絶な過去!にリーチ発展するの新しい。
  • 「すべてのシーン、すべてのフレームを最高にするべく、フレッシュなアイデアを惜しみなくぶち込みまくる」サービス精神は今回も健在。
  • ダンスシーン、数はそんなでもないけど多幸感がすごい

バーフバリと全く同水準の面白さで全部新しくなってて、もっともっと見たいなとおもいました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を観てきた

マルチバースがマッドネスでした!

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「マトリックス レザレクションズ」を観てきた

最初っから全員がわかってたことだけど、めちゃめちゃ蛇足だった…

アクションがパッとしないとか、編集ガッチャガチャとか、コマ落としの演出めちゃダサいとか、元のマトリックスの良かったとこ全然ないね…っていう

メタ視点の提示が革命的だった作品内で執拗にメタネタ連発されると、チャップリンに「どうです!私の喜劇、面白いでしょう?」って言われてる感じで独特の気まずさがある。

「俺の考えるマトリックス論」を押し付けられるくだりはエヴァ新劇場版で面白かった。カルト作品の監督が思うことはどこも一緒ですね。

SNSに扇動されたゾンビみたいな匿名集団の悪意」を「ゾンビみたいな操られた集団の襲撃」で描いちゃうのも安直だし、ネオはフォースプッシュしかできなくて、ラストダンジョンに間違ったビルドで来ちゃったけどゴリ押しするしかないハクスラみたいでスッキリしない。

 

トランプ以後/コロナ以後の「レッドピルを飲め」世界観が悪い意味で暴走している今、ネオとトリニティーの愛がドッカーン、以上!っていうのはあまりにも無邪気すぎるし、メッセージを感じないな…と思いました。

え、運営側に行っちゃうの、というラストもそうだし、スミスがくそショボくなってるのも同様、なんか作品全体のスケール感が大幅にちっさくなっちゃったな…というのが一番残念ですね。

Matrix 2.0 A Realm Reborn 新生マトリックス プロデューサー兼ディレクターのトーマス・アンダーソンです、プレイ人数100万人突破、みたいな(何を言っている

1作目を見たときは60億人まるごと作品に取り込んだ感じがしたのよ、おれは…

 

あとポストクレジットはクソしょうもないどころかやや不快まであるのでエンドロール中に出ちゃっていいです。

「エターナルズ」を観た

セルシがイッキュウ(tricot/ジェニーハイ)に激似なんよ…

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