いや面白いは面白いけど…どうなの?
続きを読む「リバー、流れないでよ」を観た
リバー、流れるのか!?
— fellows (@fellows) 2023年6月30日
これは詳細を省くが、「TEAM ROCK」期のくるりに大きな思い入れがあり、「リバー」もアルバム内でかなり好きな曲です。
主題歌くるりで「リバー流れないでよ」!?しかも京都だし?!流すなよ!?流すなよ絶対に!?そんなことは心配しとらんですよ!
リバーが流れるかどうかは…君自身の目で確かめてほしい!
— fellows (@fellows) 2023年7月1日
なんだこいつ~!
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「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」を観た
3来年やば
ホービー最高、木村昴最高。
あ、吹き替え。
今作のグウェンの行動には乗っかれない部分も多いがともあれ悠木碧最高。
「2017年のブレスオブザワイルド、2023年のティアーズオブザキングダム」という話をティアキンクリア以降よくしているけれど、同様に「2018年のスパイダーバース、2023年のアクロス」という感じ。
つまり「前作を踏襲してすべてをグレードアップ、期待値を《下回ることのない》面白さ、物量的増量がちょっと胃もたれ」という。
思春期に少年から大人に変わる話、それはまあそこがテーマになるしかないが。
宿命論と死亡フラグ(とその回避)、スパイダーバースらしいメタ的テーマではあるがどっかで何回も見たような話でもあり。
ともあれ3には期待。3来年やば!
メインクレジット後ブリブリのギターかき鳴らし始めたので「オッ、TK from 凛として時雨!?」と思ったらLiSAだったのでびっくりした。たつひさが浮気するのもカノンイベントなんだ…(やめろ)
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を観た
すっごいマリオ
批評家のレビュースコアが低いというのはとてもよくわかる。
「なんでアイテムを取ったら変身するんだ?」
「なんで急にゴリラが出てくるんだ?」
「なんで急にカートに乗るんだ?そしてなんで虹の上を走るんだ?」
答えは「それがマリオだから」。
2023年に公開するハリウッド映画という大前提を守りつつみんなの考える最大公約数のマリオ、マリオのイデアという感じで観終わるとマリオだったなーという感想になる。
先付けCMに象徴される「できない→できた」というマリオの本質がそのまま映画の背骨だ。
…というのはいいんだけど、曲、なんつーか、何?なんでキルビル?なんでヒーロー?なんでテイクオンミー?
イルミネーション全然見てないけど毎度こんな感じなのかな。ポップス遣いというのは聞いている。
でもMr. Blue Skyはすき…(また言ってる)
吹き替えで観ましたが、宮野はそんなに宮野宮野しすぎてなくて良かった。関智一は関智一すぎた。
きむすばはモブ?
クリプラ忘れてたけど「諦めの悪い男…」感はクリプラ寄せてる感もあるし
目ぢから強めのピーチはかなりアニヤテイラージョイだしという感じで
(やりすぎるとシャークテイルになっちゃうけど)
キャストに寄っていることが「単にカットシーンを大画面にしただけ」でない、ハリウッド大作映画の意味が多少なりとも出てるなーと思った。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」を観た
「アキレスは亀」を観た
カメ止めを一緒に見に行った自主映画関係者というのは今作の佃光監督のことでした。
ずいぶん付き合いが長いので感想としてはそこを差し引いていただきたく。
併映の「青龍軍団」、ウェブで視聴済みですがスクリーンで見ると内容は一緒なのに数倍面白い!劇場のマジック。
「うんこマン」は…ひどいですね。うんこですね。
本編。
- 役者がいい!ヒロインは十二分にチャームがあり相方もめちゃめちゃ雰囲気がある。そして両者とも非常に「頑張っている」のが伝わってくる。大作"じゃない"映画の魅力ってまずここなんじゃないか。(今回の結論)
- 撮影は普通にかなりいいと思う。
- AfterEffectギャグがいい(2回ともちゃんとウケてたし)。お金をそこまでかけなくても戦える箇所かもしれない。
- 出オチが多いのは"作風"ではありますが、「後ろ向き」の理屈とか、まあ理屈はなきに等しくてビジュアルが面白いだけ、でもちろんそれで正解なんだけど、「なるほど!」っていうのがあればもっと没入できた。
- ガイジンの描写は流石にちょっときつい…(交通機関の流暢な英語アナウンスちょっとおもしろいよね、というのはわかります)。音声だけに逃して内容と字幕でボケを足す、とかが見やすいかも。
昨年の大阪上映からキャパアップでも満席連発でたいへんめでたく、今後も上映が広がったらいいですね。
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を観た
- キー・ホイ・クァン良すぎる。ちょっとジャッキーに見える瞬間もある。
- 「相互理解!自己開示!多様性の尊重!分断を超えるにはこれしかない!」っていうテーマ、箇条書きにしたらどえらい説教だけど、やり方がふざけ続けているので笑ったり泣いたりしながら見ていられる。
- …ものの、あえてやってるとはいえ、「ふざけ」と「まじめ」のバランスが常に正解を出していたかというと、どうだろう
- 「マインド・ゲーム」の影響という話にはなるほど感。個人的にはバキバキだった頃のゴンドリーみたいなふいんきもあった。急角度でまさしく「ジャンプ」しまくるストーリー運びとか。これも同じく良し悪しがある。
「面白かった」とか「良かった」みたいな感想よりは、「すごかった…」という感じでした。