「アキレスは亀」を観た

カメ止めを一緒に見に行った自主映画関係者というのは今作の佃光監督のことでした。

ずいぶん付き合いが長いので感想としてはそこを差し引いていただきたく。

 


併映の「青龍軍団」、ウェブで視聴済みですがスクリーンで見ると内容は一緒なのに数倍面白い!劇場のマジック。

「うんこマン」は…ひどいですね。うんこですね。

 

本編。

  • 役者がいい!ヒロインは十二分にチャームがあり相方もめちゃめちゃ雰囲気がある。そして両者とも非常に「頑張っている」のが伝わってくる。大作"じゃない"映画の魅力ってまずここなんじゃないか。(今回の結論)
  • 撮影は普通にかなりいいと思う。
  • AfterEffectギャグがいい(2回ともちゃんとウケてたし)。お金をそこまでかけなくても戦える箇所かもしれない。

 

  • 出オチが多いのは"作風"ではありますが、「後ろ向き」の理屈とか、まあ理屈はなきに等しくてビジュアルが面白いだけ、でもちろんそれで正解なんだけど、「なるほど!」っていうのがあればもっと没入できた。
  • ガイジンの描写は流石にちょっときつい…(交通機関の流暢な英語アナウンスちょっとおもしろいよね、というのはわかります)。音声だけに逃して内容と字幕でボケを足す、とかが見やすいかも。

昨年の大阪上映からキャパアップでも満席連発でたいへんめでたく、今後も上映が広がったらいいですね。