すっごいマリオ
批評家のレビュースコアが低いというのはとてもよくわかる。
「なんでアイテムを取ったら変身するんだ?」
「なんで急にゴリラが出てくるんだ?」
「なんで急にカートに乗るんだ?そしてなんで虹の上を走るんだ?」
答えは「それがマリオだから」。
2023年に公開するハリウッド映画という大前提を守りつつみんなの考える最大公約数のマリオ、マリオのイデアという感じで観終わるとマリオだったなーという感想になる。
先付けCMに象徴される「できない→できた」というマリオの本質がそのまま映画の背骨だ。
…というのはいいんだけど、曲、なんつーか、何?なんでキルビル?なんでヒーロー?なんでテイクオンミー?
イルミネーション全然見てないけど毎度こんな感じなのかな。ポップス遣いというのは聞いている。
でもMr. Blue Skyはすき…(また言ってる)
吹き替えで観ましたが、宮野はそんなに宮野宮野しすぎてなくて良かった。関智一は関智一すぎた。
きむすばはモブ?
クリプラ忘れてたけど「諦めの悪い男…」感はクリプラ寄せてる感もあるし
目ぢから強めのピーチはかなりアニヤテイラージョイだしという感じで
(やりすぎるとシャークテイルになっちゃうけど)
キャストに寄っていることが「単にカットシーンを大画面にしただけ」でない、ハリウッド大作映画の意味が多少なりとも出てるなーと思った。