「サマーウォーズ」観てきた

時かけ」の高評価はふつうにかなりのプレッシャーになっていたとは思うけれど、サマーウォーズはそこからちゃんと先に進んだ(あるいは進もうという意志を見せた)と思った。それはたとえばこれは成長譚だし、(時かけよりは)まっとうなラブストーリーだし、群像劇だし、自己実現・自己承認の話だし。何より06年にはなかなか出てこない発想のお話だし。だから単純にウォーゲーム2.0だろ、という意見にもあまり賛同しない。VHSであるのであとでまた見ますけどもウォーゲーム。


時かけの感想を書いたとき「この夏の間に見に行って欲しいッ!」って書いたのはネタを割ったら単純にボーダフォンがその秋からソフトバンクになるので、っていうだけのシャレだったんですけども、サマーウォーズだってやっぱりこの夏の間に見に行って欲しいなぁと。なんつーか2009年ってこういう雰囲気だったな、ってことをのちのち思い出せると思うので(今思えば時かけだってそうだしね)。来年以降のために!自分のために!

  • 途中から「そのジャンル」の映画になるとは…ちょっと予想外でした。
  • ウォーゲームだけじゃなくてもちろんヴィトンのあれはアレですしオマツリ男爵のテイストも若干あるし割と総決算ですね
  • スラムオンライン (ハヤカワ文庫 JA (800))思い出した。


まーなんしか言いたいこともないではないけど全然見た方がいいと思いますよ。はてなーとかは。ぶくまっぽい画面出てくるし!要チェックや!!