『ワタシガ…【ワカオカミ】ダ…』
親が死んじゃった女の子ががんばるモノ、ってそれたまゆらじゃ~ん
まあぶっちゃけおしんですが、逆に62%取るポテンシャル(言い過ぎ)
たまゆら同様明確な悪役、敵というためだけの敵、は出てこない
(ピンふりはライバルというよりももはや役割はメンター)
細部を丁寧に作り込むことで物語の骨格はより強固になる。
90分なだけあってめちゃめちゃテンポはいい、けど観客を置いてけぼりにはしない、見事な手綱さばき。
「ウリ坊見えない…見える…いややっぱり見えない」のらへん、不安定さが見事。
不安定さが見事、といったらそうとう早い段階からおっこの「幻視」を繰り返し挟み、「大丈夫か?この娘………………やっぱり大丈夫じゃなかった~~~!」でそらもう大号泣よ。
んで相手役がもう象徴としての山寺、説得力という漢字を分解して組み直すとこのキャラデザになる(嘘です)
●●●●○○者にも家族があって、暮らしがあって、幸せに生きていきたい…ってめっちゃ重いテーマをこんなにスルっと入れ込むかね!吉田!さすが!
「春の屋の若おかみです!」、「碇シンジです」というか、「ぼくの名前はエンポリオ」というか、キメ名乗りもののアツさはあるが、そこで「関織子」ではなく「若おかみ」となるのがおっこの現在地、「居場所」のありかたを示しているのかなあと。
- グローリーさん、占い師設定がラストのデウスエクス的登場のエクスキューズになっている。に限らず、道中の多々あるエキセントリックな行動も納得させるし、かつアニメーション的な見せ場にも貢献していて「うまい」。
- 真月ちゃん、おっこから学ぶところあり、のハッとした表情、「弟子とともに成長するメンター」の感あって良し。
- 両者百合。
- メガネ作画YABA