矢沢あいの時代

クイック・ジャパン (Vol.61)

ユリイカ買いに行ったついでに立ち読みしてきたんだけど
表紙が実果子ってのは良いですね。

私のマンガ原体験は父親が子供の頃から保存してボロボロになってた「鉄腕アトム」（カッパ・コミックス）という、今思い返してみても出来すぎたシナリオというか、幸福なスタート地点だったなあ。という感じなんですけども
その次、が二つ三つ歳の離れた姉の買う「りぼん」で
「ハンサムな彼女」とか「天使なんかじゃない」とか貪るように読んでいたのでした。
「マリブル」までは読んでないな。「うすべにの嵐」はどっかで読んだかもしれない。
数年前姉が事故った時、夜中に手術が行われている間中（姉の友人が）差し入れに持ってきた「天ない」「ご近所」を読み返したりもしたものだ。姉自身の指定してきた暇つぶしマンガは「ジェリーインザメリーゴーラウンド」お目が高すぎましてよお姉様。
まあそれはともかく。「ご近所物語」中盤あたりから姉は本誌は買わなくなってご近所単行本チェックくらいに留まっていたみたいですが
私は「下弦の月」がどうしても読みたくなったので（表紙も凄まじくキャッチーであった）連載開始に合わせてりぼん本誌の購読を始めたのでした。
「こどものおもちゃ」も好きだったしね。アニメ版はクレイジーで良かった。
まありぼん購読自体は「アンダンテ」終了時あたりで止めたんですが。
でその購読期間中に「Cookie」が創刊されるわけですけども、
自社内でさえYOU系列の雑誌とかと被ってるので
作家編成上（りぼん卒業作家ばかりなので）OL向けリアル泥沼恋愛系にはシフトしきれず結局ドリーミー少女漫画ラインに乗ってしまう悲しき運命を辿ってるわけですがまあどうでもいいや。一応NANAは読んでますけども。
そんなわけで、思春期以前の人格形成期に矢沢あいと小花美穂は結構影響してたなあ。という感想。