おたく展にいってきたよ

いざ恵比寿へ

東京都写真美術館トピックス グローバルメディア2005 おたく:人格=空間=都市
第9回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館展示の帰国展行って参りました。
着いたのが5時前くらいだったんですが6時半からのフォーラムの整理券は配布済み!もうございまっせーん!(ココリコ田中)
しょぼぼーんとなりながら展示を見る。

いざ地下へ

レベルXの時も感じたけれどココ凄く狭い。というか、入口の展示が凄く狭くてそれがボトルネックになってて流れが非常に悪い。
展示内容自体は行ってきた人とか日曜美術館やらで消費尽くされていたので新たな発見は乏しかった。
Ars Electronica2004の3作品はノーチェックだったので面白かった。現物に触りたかったなぁ。

いざDS

おたくが集まる空間!あるいは!
と思ってちょこちょこピクトチャットを起動してたんですが人っ子一人いやしませんでした。残念ッ。

いざホールへ

で、一通り見ると6時頃になりまして。
ロビーにおたくが200人くらい集まります。
「1番から10番の方〜」とか言って入場を促す学芸員さんがいかにも美術館と乖離しててワロス

「乖離」「入れ子」「メタ」「ずれ」等のキーワードはフォーラムでも頻出することになります。
つまり、フォーラム自体は見れたのです。結果から言うと。

整理券順に入場していくわけですが190番まで入場したあとも50人くらい居残りしてます。シンドラーのリスト状態。いや観たこと無いけど。
で、6時半になり結局立ち見とかで入場するわけですが「二列にお並びください〜」とか言ってる「二列にお」くらいでダダダッと駆け寄るみんな。最高!
通路に座るのもデフォだしね。これも写美史上まれな事態でしょう。

で、フォーラム

出演=磯崎新(建築家)、森川嘉一郎ヴェネチア・ビエンナーレ
第9回国際建築展日本館コミッショナー)ほかを予定

ということだったんですが斎藤環氏が来てたのですよ。
これ無かったら正直6時の時点で帰ってた。
森川氏も斎藤氏も恥ずかしながら著作は読んでなかったんですが…やはり頭がいい人たちなんだなあ。と。感じた。月並みだな。
頭の回転が速いんですね。あと喋りがやはりおたくなので親和性が高い。
言ってることも割と最近考えてることとシンクロしてまして。
思わず本買いそうになりました。あぶなあぶない。
フォーラムは進行的にはめちゃめちゃ(1時間)押してたんですが、楽しかったです。
観てるだけでは解らない展示意図の解説だったり、散りばめられた伏線の回収であったり。
おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館 出展フィギュア付きカタログ ([特装版コミック])
例えばカタログの販売なんかも伏線の一つ、とか。
しかし森川氏曰く「『そう言ったってこれはわたおにの増刊号として消費されただけじゃないか』と言われるかも知れませんが、その通りです。」潔〜い。
まあ斎藤氏も絶賛の森川氏のパワーポイント喋り芸が随所で炸裂してました。合い言葉はペテン師。

覚えてるのはこのくらい…(駄目すぎ)
というわけで行ってない人には全く参考にならないお話。でした。
ノートにメモ取ってる人が大勢いたので真面目なレポートはそのうちどっかに上がるハズ。
まぁメモを取りつつ萌え絵を描いてるお兄さんもいた。それでこそのおたく展よ。

ここから追記

http://www.amgakuin.co.jp/chara/message/morikawa/
このインタビューとか割と参考になるかと。

http://d.hatena.ne.jp/kurumigi/20050313
こちらの日記が割と「ああ、そんなのもあったね(笑)」って俺は荒木飛呂彦さんか!グフフフ…
と思わずどんでん化する…ごめん意味わかんないね。
とにかく俺の頭からは既に抜け落ちて行った事柄が良い感じに記録されてるので興味ある人は要チェックや。

http://d.hatena.ne.jp/marudonguri/20050313
関係者の日記。
音音行ってたのか…予算の関係で夕飯は千房でした。行けば良かったな。

http://www.syabi.com/schedule/details/globalmedia2005.html
展示は終了しました。

↓トラバいただいた方のサイトで各所での感想にリンクが。