最高、そして傑作。
「たまゆら~卒業写真~」第3部 [Blu-ray] 松竹 2016-01-06 by G-Tools |
「たまゆら」を特別な作品たらしめている…という話ですが。
「どんなさよならにも意味があるって 誰かが歌ってた
私にはまだわからない ああ これから それを知るために」
この詞を書いた時には真綾はまさか「こんなこと」になるとは思っていなかっただろうし。
(物語上前作で一段落ついたということもあり)画面にこそ登場しなかったものの、予想通りまつらいさんの不在と向き合う一時間だったし、アスミス・tkttの心情たるや…
と思うとそれも泣けたし、まあとにかくずっと泣いてたし、周りで見てた見ず知らずのおっさんたちも号泣し通しだったよね。
- 順番どおりのまおんたん回。「おめえはそれでいいや」の領域だよね(ほめてます)。ちょっと大人になったね、っていう、まあ普通にいい話。
- Bは白眉。シリーズ通して一番いいかも知れない。ぽっての心の動きに重ねる演出も丁寧だし、擬似的な父親たる夏目・マエストロの立ち位置も下品でなく。かおたんの心遣いの細やかさも「これこれ、こういうとこがたまゆらだよね」と。
- ぽっての「本当の気持ち」そして「憧れ」と向き合って、でも「別れ」は怖いよ…っていう、シリーズの「今まで」と「これから」を総括するという意味で、本当によかったなぁ、と。
- んで予告でついに「アレ」ですよ。一回拭いた涙をもう一度ぬぐうはめになったね。
つくづくいい作品だなあと思ったね。